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私たちはスイッチを入れるだけで、明かりをつけたり、テレビを見たりすることができます。電気はいったいどこから送られてくるのでしょう。コンセントの向こう側を調べてみましょう。 |
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発電所 |
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日本でつくられている電気の割合は、火力発電が半分以上で、原子力発電がが約3分の1、それに続いて水力発電となっています。太陽光や風力などの、新エネルギーの開発利用も進められていますが、その割合はまだごくわずかです。 |
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送電線 |
発電所でつくられた電気は、遠くまで運ぶときのロス(むだ)を少なくするために高い電圧(27万ボルト以上)にして送電線で送ります。 |
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変電所 |
使う場所に合わせて電圧を下げます。 |
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電柱の変圧器 |
家庭で使う電圧(100ボルト、200ボルト)に変えます。 |
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分電盤 |
送られてきた電気は、家の中の分電盤で、各部屋に配られます。 |
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コンセント |
家の中では、コンセントにプラグを差し込むだけで、電気を使うことができます。 |
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発電所でつくられた電気は、送電線を伝わって皆さんの家庭に届けられています。この電気は蓄えておくことができないので、絶えず送り続けられています。電気の速度は光の速さと同じと言われ、1秒間に地球を7周半(毎秒約30万㎞弱)回るほどの速度があり、発電所で生まれた電気は一瞬にして皆さんの家庭へと届けられています。北海道から九州までの電力系統(電力システム)は、すべて送電線でつながっていて、お互いに電気を融通することで、停電が起きにくいしくみになっています。電気の道すじや家庭内の配電について調べてみましょう。 |
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