原子力とエネルギーの学習遊園地。
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原子炉も原子爆弾のように爆発するのではないですか?
原子炉も原子爆弾もウランの核分裂を利用するという点では同じです。しかし、原子炉と原子爆弾とでは、 そのしくみに大きな違いがあるので、原子炉が原子爆弾のような爆発を起こすということはありません。
原子爆弾は、その使用目的から一挙に大量のエネルギーを発生させなければならないので、核分裂するウラン235だけを100パーセントまで濃縮したものが使われます。
原子炉の場合は、ウラン235のエネルギーを少しづつ長い時間をかけて、ゆっくり取り出さなければ発電に役立ちません。ですから原子炉の燃料としては、ウラン235の濃度は、2~4パーセントでよいのです。
また、原子炉の中では、ウラン235が1回分裂すると2~3個の中性子が飛び出し、そのうちの1個が次のウラン235を核分裂させ、ほかの1~2個は制御棒やウラン238などに吸収されて、いつも一定した核分裂が行われます。
ですから、原子炉では原子爆弾のように爆発は起こりません。