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県や電力会社が周辺環境の安全を絶えず監視・確認しています。 |
原子力発電所から出る放射性物質は、非常にわずかな量です。しかし、県や電力会社では発電所周辺の環境の安全を確かめるため、放射線の量や放射能の濃度を絶えず測定監視しています。
これを「環境放射線モニタリング」といいます。モニタリングの調査結果は、専門の技術者で構成される「福井県環境放射能測定技術会議」で検討評価され、学識経験者で構成される「福井県原子力安全専門委員会」に報告し助言を受けた後、県内各界・各層の代表者で構成される「福井県原子力環境安全管理協議会」に報告され確認されています。 |
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福井県では、原子力発電所周辺の放射線量を24時間休みなく監視しているほか、野菜や魚、飲料水などに含まれる放射能の量を定期的に調査しています。さらに、県内各発電所の運転状況や、発電所から気体・液体で放出される放射能のレベルについても、リアルタイムでデータを収集して監視するとともに、全データを福井県原子力環境監視センターと県内12カ所の副監視局で公開しています。また、これらのデータはインターネット(http://www.houshasen.tsuruga.fukui.jp/)でも見ることができます。 |
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24時間休みなく放射線を見張る ■福井県環境放射線監視テレメータシステム 原子力発電所周辺の18カ所に設置した観測局で、放射線量や気象データを24時間連続的に測定監視しているシステムです。測定データは中央監視局へ10分ごとに送り、コンピュータで集計・解析や異常値の判定なども行い、わずかな変化も見逃しません。万一、異常値が観測された場合は、夜間や休日を問わず直ちに職員に自動で知らせるようになっています。 監視データをリアルタイムで公開 ■福井県原子力環境情報ネットワークシステム 電力会社が設置している観測局の放射線量や、各発電所の電気出力、放水口や排気筒モニタのデータなどを収集し、リアルタイムで県民に公開しています。これらのデータは「環境放射線監視テレメータシステム」の測定データと合わせて、県内12カ所の副監視局で誰でも見ることができるようになっています。 |
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福井県の環境放射線監視体制
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