あっとほうむ No.212
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キリトリ線✂キリトリ線✂9148790郵便はがき敦賀市吉河37-1公益財団法人福井原子力センター    編集室行料金受取人払郵便敦賀局承 認2045差出有効期間2020年11月30日まで(切手不要)ご 住 所 (〒   -     )お 名 前電話番号 (     )     -FAX番号 (     )     -歳   男・女メールアドレス職業・学年※個人情報につきましては、当選の場合の賞品発送およびアンケートの集計以外の目的で使用することはいたしません。キリトリ線✂キリトリ線✂ 7月1日、国の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会が経済産業省で開催されました。会議では、国からエネルギー情勢の現状と課題について説明を受けた後、今後のエネルギー政策の方向性について議論が行われました。 杉本知事は委員としてテレビ会議システムで出席し、電源構成に占める原子力発電の比率20~22%を2030年度までにどのように達成するのか、2050年度のエネルギーミックスをどうするのか、しっかり検討する必要があると発言しました。 また、「もんじゅ」を廃止した状況の下での核燃料サイクルの進め方、MOX燃料※1を含めた使用済燃料の処理・処分、新増設・建て替え(リプレース)などの原子力のさまざまな課題について真正面から議論すべきと提言しました。 関西電力㈱の森本孝社長は6月30日、県庁を訪れ、業務改善計画※2の実施状況や地元の安全管理などについて杉本知事に報告しました。 森本社長は、金品受領問題などの対応として、▼法令順守体制の抜本的強化▼発注・契約業務の適切性および透明性の確保など業務の改善状況について具体的に説明しました。また、知事からの要請を踏まえ、▼地元の安全管理▼地元発注と地元企業の育成▼地域共生などについて、関西電力としての取り組みを述べました。 これに対し知事は、「原子力発電を取り巻くさまざまな課題がある中、信頼関係がなければ地元としては前に進んでいけない」と、地元での信頼回復に向けた取り組みを求めました。  関西電力の森本社長(左)から説明を受ける杉本知事(右) 2018年7月に閣議決定された現在の第5次エネルギー基本計画では、省エネルギーの徹底、再生可能エネルギーの拡大、火力発電の効率化、原子力発電依存度の可能な限りの低減等により2030年度のエネルギーミックスの確実な実現を目指すこととしています。 国は総合資源エネルギー調査会等の意見を聴いて、エネルギー政策の中長期的な基本方針である「エネルギー基本計画」を策定しています。企画・編集 : 公益財団法人福井原子力センター〒914-0024 敦賀市吉河37-1 70120-69-1710 TEL.0770-23-1710 FAX.0770-23-6018発行 : 福井県原子力安全対策課〒910-8580 福井市大手3-17-1 TEL.0776-20-0314原子力の科学館「あっとほうむ」では、県内の学校や公民館、児童館などを対象に、電気や原子力、放射線に関する体験教室を無料で実施しています。詳しくは、「あっとほうむ」のホームページをご覧ください。http://www.athome.tsuruga.fukui.jp/あっとほうむ福井県原子力安全対策課2020年8月発行2020No.212summer国のエネルギー政策とは•美浜3号機事故を契機に強化した現場支援体制を引き続き継続し、現場重視で必要な機能と体制を確保する。•労働災害防止に努めるとともに、新型コロナウイルスに対する徹底した感染予防対策を実施する。•適切性・透明性を確保しながら、地元企業への発注を増加できるように取り組む。•嶺南地域の電力会社と元請企業の原子力研修施設4カ所が連携し、工事参入に必要な研修を行い、地元企業の技術力の向上を図ることで、受注機会の増加を図る。•嶺南地域でのバーチャルパワープラント※3(VPP)の実現に向けた実証を進める。•双方向情報通信インフラ「嶺南スマートエネルギーエリア情報プラットフォーム※4」を構築する。1地元の安全管理2地元発注と地元企業の育成3地域共生関西電力からの回答いつでも気軽に広報誌を~広報誌配信用アプリ「Catalog Pocket」を導入しました~県の要請(3月31日)?電源構成「エネルギーミックス」再エネ17%原子力 6%天然ガス39%石炭31%石油 7%再エネ約22~24%(総発電電力量)約1兆650億kWh再エネの内訳(総発電電力量)1兆471億kWh2018年度2030年度原子力約20~22%天然ガス約27%石炭約26%石油 約3%太陽光約7.0%風力 約1.7%地熱 約1.0~1.1%水力約8.8~9.2%バイオマス約3.7~4.6% 県では、今号から広報誌をより多くの方に「いつでも」「どこでも」「気軽に」読んでいただけるよう、スマートフォン向けの無料アプリ「Catalog Pocket(カタログポケット)」で配信します。「カタログポケット」のご利用方法まずはつぎに最後にCatalog Pocket(カタログポケット)をダウンロード!簡単な設定を行い、使用を開始します。「マイコンテンツに追加」すると、毎号自動的に広報誌「あっとほうむ」の最新号が配信されます。※PC版電子ビューアで読まれる方は「カタポケ(PC版)」でご覧ください。Google Play・App Storeで「catalog pocket」または「カタポケ」と検索!下記のQRコードからもダウンロードできます。iOSAndroid※アプリの使用は無料ですが、アプリのダウンロードや情報受信時等の通信費は、各回線ごとに登録者の負担になります。catalogpocketカタポケCatalog Pocket(カタログポケット)の特徴1.多言語で読める・聞ける (自動翻訳機能)3.音声で読み上げ4.ポップアップで 表示2.発行のお知らせを通知広報誌を「読む」だけでなく、情報を音声で「聴く」こともでき、誰もが情報を得ることができるよう配慮されています。「スマホで読みたいけど文字が小さい」とお悩みの方には、読みたい部分をタップすると、その部分が拡大表示されます。広報誌『あっとほうむ』を「マイコンテンツに追加」すると、発行のお知らせを通知します。日本語英語韓国語中国語(繁体字)中国語(簡体字)タイ語ポルトガル語スペイン語インドネシア語ベトナム語広報誌あっとほうむNo.212令和2年8月号全部で10言語11:568月20日 木曜日Catalog Pocket - 11:56「広報誌あっとほうむ No.212令和2年8月号」が配信されました。原子力の課題を真正面から議論すべきと提言 7月1日、国の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会が経済産業省で開催されました。会議では、国からエネルギー情勢の現状と課題について説明を受け原子力の課題を真正面から議論すべきと提言 7月1日、国の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会が経済産業省で開催されました。会議では、国からエネルギー情勢の現状と課題について説明を受けた後、今後のエネルギー政策の方向×原子力の課題を真正面から      議論すべきと提言業務改善計画等について 関西電力㈱が県に報告※2 経済産業省は金品受領問題を起こした関西電力に対し、再発防止を求める業務改善命令を出しました。  その中で、3月末までの業務改善計画の提出と、6月末までの実施状況の報告を求めていました。※1 使用済燃料(原子力発電所で使い終えたウラン燃料)を再処理して取り出したプルトニウムと、ウランを  混ぜて作った燃料です。※3 多数の小規模な発電所を1つの発電所のようにまとめて制御する仮想発電所です。※4 遠隔による医療・教育やテレワークなど新しいライフスタイルの実現に向け、システム間の 連携(電子情報のやりとり等)を可能にするために定めたルールです。From Fukui 原子力 & 地域情報誌http://www.atom.pref.fukui.jp/火 力本誌は、原子力発電所の立地および周辺市町の住民の方々に配布している福井県の原子力広報誌です。今号は安全確保に向けた県の取り組みや発電所の状況などを、県民の皆さんに広くお知らせします。今号以降は下記にご案内の広報誌配信用アプリでも無料でご覧いただけますので、是非ご利用ください。

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