あっとほうむ No.209
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美浜オフサイトセンターでの合同対策協議会4 8月30日・31日、県は、関西電力㈱美浜発電所を対象に原子力総合防災訓練を実施しました。訓練には、国、兵庫県、陸・海・空自衛隊、海上保安庁など約100機関約1800人、また住民の方々約9000人が参加しました。 今回の訓練では、美浜発電所の約30㎞圏内(UPZ)に越前市や南越前町、越前町が含まれることから、初めて嶺北地域の住民約300人が避難先施設まで避難しました。 また新たに、スマートフォンで避難場所や避難道路、原子力発電所の状況などの情報をリアルタイムに確認できる災害ホームページを活用し、避難住民への情報提供を実施しました。 県では今後、関係機関と成果や改善点の検証を行い、国が策定する広域避難計画に反映させるとともに、訓練を積み重ねながら防災力をより高めていくこととしています。訓練の内容UPZ (半径約5~30㎞)の訓練状況屋内待避PAZ (半径約5㎞以内)の訓練状況放射性物質の混ざった空気を吸い込むことを防ぎ、外部被ばくを軽減するため、速やかに近くの建物の中に入る。要配慮者の避難要配慮者の避難誘導訓練を、福祉車両等を使用して実施。段階的に避難各地域の空間放射線量に基づいて実施。住民の避難住民の避難訓練を、船舶やヘリコプター、自衛隊の車両、バス、自家用車等を使用して実施。被ばく患者の搬送美浜発電所作業員を福井赤十字病院へ搬送、医療処置の実施。海上自衛隊の船舶で避難する訓練被ばくした発電所の作業員を搬送する訓練住民の避難受け入れ対応訓練放射性物質が付着していないか調べるスクリーニングや、放射性物質を洗い落とす除染訓練を各スクリーニング・除染会場で実施。ヨウ素剤の服用手順などを説明し、配布。安定ヨウ素剤の配布ゲート型モニターで車両に汚染があるか検査。車両の検査汚染のあった車両は、その場所を確認し、車両を水で除染。車両の除染汚染のあった車両の乗員代表者の汚染を確認し、必要に応じて乗員全員の除染を行う。さらに、専門的な検査・治療等が必要な人は、医療機関等へ搬送。代表者の検査兵庫県豊岡市・加西市や嶺北地方で受け入れ対応の訓練を実施。スクリーニングの有無の確認や健康チェック、非常食の提供等を実施。汚染あり汚染ありtOPICSnuclear energy原子力トピックス原子力総合防災訓練を実施美浜発電所を対象に県災害対策本部会議(県庁): 訓練に初参加した地域(例)小学校内の放射線防護  施設での屋内待避施設内の様子予防的防護措置を準備する区域(発電所から半径約5㎞以内)PAZ緊急時防護措置を準備する区域(発電所から半径約5~30㎞)UPZ美浜発電所の    ・訓練での住民の避難先PAZUPZUPZPAZ関西電力㈱美浜発電所敦賀市美浜町若狭町小浜市南越前町越前町越前市人数 282人286人98人83人131人105人54人1,039人市町美浜町敦賀市小浜市若狭町越前市南越前町越前町 避難先おおい町福井市兵庫県豊岡市兵庫県加西市坂井市あわら市福井市永平寺町福井市坂井市 計

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