あっとほうむ No.204
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To picsnuclearenergy原 子 力 トピックスエネルギー研究開発拠点化推進会議4 5月7日、産業界、電力事業者、大学、研究機関、国、県および地元自治体の代表者が参加する「エネルギー研究開発拠点化推進会議」が、若狭湾エネルギー研究センターで開催されました。 会議の中で、西川知事は、「エネルギー研究開発拠点化計画」において中核的な役割が期待されていた「もんじゅ」が廃止措置に移行したことや本年度中にはエネルギー基本計画の見直しに加え、原子力研究・人材育成に関する国の方針が概ね出揃うことから、来年度中に拠点化計画を見直す考えを示しました。また、計画の見直しに向け、推進会議の下に国や電力事業者を含めたワーキンググループを設置し、新たな施策の方向性について議論していくことを確認しました。 国からは「もんじゅ」サイトを活用した新たな試験研究炉について、炉の仕様や運営のあり方の検討を深める考えが示されました。また、今年の秋に廃止措置等をテーマとした国際シンポジウムを県内で開催する方針が明らかにされました。エネルギー研究開発拠点化推進会議を開催●発電所から5km圏内の住民の方には、事前配布していますので、希望される方は各市町の役場へお問い合わせの上、下記の場所でお受け取り下さい。原子力発電所でのもしもの事故時に備え、安定ヨウ素剤を準備しています。〔•若狭高浜病院 •県嶺南振興局二州健康福祉センター •県嶺南振興局若狭健康福祉センター〕原子力原子力原子力原子力原子力原子力安定ヨウ素剤って何?ヨウ化カリウム製剤のことで、医療用の医薬品です。放射性ヨウ素による被ばくを防ぐため予防的に服用するもので、丸剤とゼリー剤があります。営業運転を開始大飯発電所3・4号機 関西電力㈱は2013年9月から運転を停止していた大飯発電所4号機について、原子力規制委員会による最終検査を受け、6月5日に営業運転を再開しました。これに先立ち、大飯3号機は4月10日に営業運転を再開しています。 新規制基準に適合した県内原子力発電所7基のうち、美浜3号機と高浜1・2号機の3基は安全性向上対策工事を実施中であり、昨年再稼働した高浜3・4号機については、4号機が約12カ月間安全に運転した後、5月18日から定期検査に入っています(各発電所の運転状況は、裏表紙をご参照ください)。11いつ、誰に配られるの?原子力発電所で大きな事故が発生し、国が避難指示に加え、安定ヨウ素剤の配布指示を出した時、県と市町が協力し、緊急配布します。対象は、発電所から5~30km圏内の住民の方です。22どこで受け取るの?県または市町が避難指示とともに配布場所をお知らせしますので、避難時に立ち寄り、受け取ってください。33いつ服用するの?①受け取ってすぐに服用する場合と②指示を受けた後に服用する場合の2通りあります。②の場合、国が服用効果のあるタイミングを見計らって指示を出し、県または市町が防災無線や携帯電話のエリアメール、ラジオ等でお伝えします。44ヨウ素アレルギーがある方は服用できません。【ヨードうがい液を使用した際に、じんましん、息苦しさ、血圧低下などの過敏症状(アレルギー)が出る方など】!服用時の注意丸剤ゼリー剤安定ヨウ素剤の配布(訓練の様子)送電を確認する大飯3号機中央制御室の様子写真提供:日医工

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