あっとほうむ 広報誌201
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大飯発電所3・4号機の再稼働について経済産業省が県・おおい町に説明美浜発電所3号機の安全対策について関西電力㈱が県に説明4資源エネルギー庁の多田次長(奥)から説明を受ける藤田副知事(前)To picsnuclearenergy原 子 力 トピックス 5月24日、原子力規制委員会は関西電力㈱大飯発電所3・4号機について、新規制基準適合性に係る原子炉設置変更の許可を行いました。これを受け同月26日には経済産業省資源エネルギー庁が県・おおい町に対し、地元の理解を得て同発電所の再稼働を進めるとする政府方針を説明しました。 説明を受けた藤田副知事は、原子力の重要性や安全性に対する国民理解活動の強化・拡充、使用済燃料の中間貯蔵施設の県外立地、原子力政策に関する国の方針の明確化や嶺南地域振興への積極的関与などについて、政府の責任ある回答を求めました。 これに対し、資源エネルギー庁は「県の要請をしっかりと受け止め、関係省庁と連携して一体となって検討する」と回答しました。 6月7日には、第89回県原子力安全専門委員会が開催され、大飯3・4号機の新規制基準適合性に係る原子炉設置変更許可について審議が行なわれました。中川委員長は、審議とりまとめの際、「引き続き、大飯3・4号機の工事計画認可や保安規定の変更許可等に関する国の審査状況を確認していく」と述べました。 6月8日、関西電力㈱の豊松秀己副社長は、藤田副知事に対し、昨年11月に運転延長認可を受けた美浜発電所3号機の安全性向上対策の工事計画を報告しました。 報告を受けた副知事は、40年を超える運転に対する県の判断とは別の事柄であるとした上で、会社としての判断で安全対策工事を行なうものと理解し、工事に入ることを了承しました。その上で、▼工事の進捗状況について、概ね1年ごとに報告すること▼現場の安全確保を徹底すること▼国と連携し、40年を超える運転延長の必要性や安全性について理解活動を進めることなどを要望しました。美浜3号機の主な安全性向上対策工事の工程(津波対策) 防潮堤設置(火災防護) 火災防護対策(保守性向上、予防保全) 中央制御盤取り替え(耐震性向上、予防保全) 炉内構造物取り替え(耐震性向上) 使用済燃料プール補強(耐震性向上) 使用済燃料プールラック取り替え揺れを軽減するラックの設置など鉄筋コンクリート造の床および鋼管杭の打設など炉内構造物取替2017年18年19年20年47104171041171018年2月20年1月19年9月20年1月18年9月19年10月17年10月20年1月17年6月20年1月17年8月19年4月旧制御盤撤去、新制御盤設置など難燃ケーブルへの引替、防火シート施工、火災感知設備、消火設備設置など発電所周辺に防潮堤を設置
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