30km圏内の避難手順を図上訓練で確認
1月22日、美浜町の県美浜原子力防災センターで県の原子力防災図上訓練が行われ、国や美浜町、滋賀、岐阜両県を含む
30
㎞圏内の関係自治体や自衛隊、海上保安庁など68機関、約220名が参加しました。
訓練は、若狭湾沖で地震が発生し、美浜原発3号機で全交流電源と原子炉冷却機能の喪失により全面緊急事態に至ったという想定で行われま
した。
今回の図上訓練では、避難対象範囲を従来の10㎞から30㎞に拡大し、住民が避難する際の関係機関の協力体制を確認しました。
広域避難手段の確保など今回の訓練で明らかになった課題については、国の広域的な地域防災に関する協議会において検討し、県の広域避難要綱に反映させていきます。