「もんじゅ」の新年度予算案について文部科学省が県に説明
昨年12月24日、文部科学省の田中官房審議官が杉本副知事に対し、高速増殖原型炉「もんじゅ」に関する平成26年度政府予算案について説明しました。予算案では、「もんじゅ」の維持管理・安全対策経費として、昨年度より25億円増の199億円が計上された一方、運転再開に向けた経費については計上されませんでした。
田中官房審議官は、「原子力規制委員会の安全性の確認が得られるよう、文部科学省として原子力機構の改革に責任を持って対応し、運転再開に向けたスケジュールを早急に明確にしたい」との考えを示しました。
これに対し副知事は、「国として国民に対し 『もんじゅ』 の必要性を十分説明することや、文部科学省の敦賀原子力事務所の体制を充実させて、チェック機能を強化する」よう要望しました。