原子力災害時の広域避難先を決定
県は、原子力発電所から半径30㌔圏内の住民の広域避難先について、県内市町、石川県、奈良県、兵庫県と調整を進め、昨年11月8日には福井市、越前町、池田町、美浜町の県内の具体的な避難施設を、12月20日には鯖江市、越前市の県内外の具体的な避難施設を決定しました。奈良県、兵庫県の施設を含め、本年度中には全ての施設が決まる見通しです。
新たに決定した避難先は、福井市、坂井市、大野市、勝山市、あわら市および石川県の加賀市、小松市、能美市の学校やその他の公共施設など計291施設となっています。
なお、避難先の決定に当たっては、地域コミュニティの維持に着目し、同一地区の住民の避難先は同一地域に確保するよう努めています。