県原子力防災訓練が6月16日、関西電力㈱美浜発電所を対象に行われ、国や県、美浜町、敦賀市など関係自治体や陸・海・空自衛隊、原子力事業者など関係機関約1500人が参加しました。
訓練は、若狭湾沖で地震が発生し、美浜発電所3号機で全交流電源と原子炉冷却機能が喪失したことにより、全面緊急事態に至ったという想定。
今回の訓練は、5㎞圏内に住む全住民(999名)が参加した全国初の試みであり、原子力発電所近隣5㎞圏の住民避難計画の実効性を確認しました。
県では、訓練に参加した方々に意見をお聞きし、原子力防災対策のさらなる充実強化を図っていきます。