関西電力㈱が全国で唯一稼働している
大飯3・4号機の「新規制基準への適合状況」等を県に報告
県、緊張感を持った運転と使用済燃料対策を要請
関西電力㈱の八木社長は4月26日、県庁を訪れ、先日に原子力規制委員会に提出した「大飯発電所3・4号機の新規制基準適合性確認結果」や「今夏の需給見通し」等について西川知事に説明しました。
この中で八木社長は、全国で唯一稼働している大飯3・4号機の新規制基準(案)に対応した安全対策について、原子炉格納容器を冷やすための可搬式注水ポンプや海水注入ラインの追加、放水砲の整備等を6月末までに行い、新規制基準に適合すると確認していると報告しました。
これらの説明を受け西川知事は、八木社長に対し、緊張感を持った大飯3・4号機の運転や使用済燃料対策等について強く要請しました。