安全上重要な設備の多重性と多様化を要求
原子力規制委員会が「新安全基準骨子案」を策定
昨年9月に発足した原子力規制委員会は2月6日、原発の新たな安全基準の骨子案を公表し、国民からの意見を募集しました。
今回示された骨子案では、福島第一原発事故の教訓や国際機関が定めている安全基準等を参考に、今まである「設計基準」や「地震・津波対策」を強化するとともに、新たに「シビアアクシデント対策」を求めています。
規制委員会では、2月末までに寄せられた国民の意見を反映させて新しい安全基準案を作成し、再度意見を公募した上で7月に施行する予定です。