大飯3・4号機が「特別な監視体制」の下で安全に再稼働
大飯3・4号機の再稼働にあたって国は、原子力規制委員会が発足するまでの措置として、「特別な監視体制」を設置しました。この監視体制では、国、関西電力㈱、プラントメーカーに加え、本県も特別に参加し、些細な警報等についても昼夜を問わず徹底的に原因を究明し、迅速な情報共有に努めながら、プラントの安全確保に万全を期してきました。
この監視体制の下、大飯3・4号機は営業運転を開始し、関西地域における今夏の厳しい電力需給状況の中で、電力の安定供給に貢献しました。また、大飯3・4号機の稼働で関西地域での計画停電のリスクが大幅に低減したことにより、国は、中部や西日本各地域の節電目標を引き下げ、各地域の生活や生産活動全般にわたっての不安が軽減されました。
その後、この監視体制は、9月19日に発足した原子力規制委員会に引き継がれています。