原子力施設から10㎞~30㎞までの区域に放射線測定装置を増設
福島第一原子力発電所の事故を受けて原子力安全委員会は、原子力防災に関する防護対策の見直しを検討していま
す。この中で、防護範囲について、従来の10kmから30kmに拡大する考え方が示され、国は、空気中の放射線量を測る測定装置(モニタリングポスト)を、原子力施設から10km~30kmの区域に16方位ごとに各1台設置する方針を示しました。
これを受けて県は、既設の設置状況や地形などを考慮し、24年度中に21台のモニタリングポストを増設する予定です。