福井県内でも地域によって自然放射線の量は違います。これは、主に大地からの放射線の量の違いです。大地の岩石には、ウランやカリウム40など自然の放射性物質が含まれており、放射性物質の量は岩石の種類によって異なるので、放射線の量が地域によって違うのです。敦賀市などは、自然の放射性物質が多く含まれている花こう岩が地表近くにあるため、他の地域より放射線の量が高くなっています。